大坂なおみ、「成熟」見せた第2セット 序盤とは別人に
(21日、全豪オープン4回戦)
大坂は時々、「成熟」という言葉を口にする。「思い通りに事が運ばなくても、状況を受け入れること。私には難しいけど、とても大切」との思いを込めている。
その姿勢がよく表れたのが、初めてブレークに成功した第2セット。5―3で迎えたサービスゲームで、30―40と追い込まれた場面だった。正確なショットを淡々と放つセバストワは、大坂が不得手なタイプ。フラストレーションがたまっていた序盤なら、耐えられなかったかもしれない。
だが、必死に足を動かし、コートの隅を突く球を拾い続けた。23本も続いたラリーを制し、セットポイントにこぎつけた。セバストワの「技」に「力」で対抗した1セット目とは、まるで別人だった。
「冷静になれた」という第2セ…
<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASM1P55CWM1PUTQP012.html