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錦織ロスを和らげたい あれから10年、ライバルたちのエールと悲哀

 テニスの錦織圭(34)=ユニクロ=が、けがからの「完全復活」を果たせずにいる。  男子の元世界ランキング4位にとって、今年は準優勝した2014年全米オープンから10年の節目でもある。あの快進撃のうち、4回戦から決勝までを戦った4人全員を直撃し、思いを尋ねた。  左ひざの痛みが消えず、錦織が参戦を見送った1月の全豪オープンが取材の舞台となった。  10年前にしのぎを削ったライバルたちはほぼ同年代か、少し上のベテラン。錦織同様、「勤続疲労」によるけがに悩まされがちな年齢だ。  4回戦でぶつかったラオニッチ(カナダ)には大会前に聞いた。33歳の彼も、たび重なるけがに苦しむ渦中にあった。  全豪時の世界ランキングは319位。本来、128枠の4大大会のシングルス出場は無理だが、けがや病気でツアーから長期間離れた場合、離脱した時点のランキングに基づいてエントリーできる「公傷制度」に救済されていた。  けがによる引退が頭をよぎったことはないか。そう聞くと「それはない。復活する可能性がないなら時間の無駄だけれど、まだ熱意は残っている」。錦織のけがのことも、当然知っていた。「僕の場合、時速200キロを優に超すサーブという武器がある。圭は長いラリーでポイントを取るケースが多いから、ひざへの負担はより大きいだろう。ただ、体重が100キロ近くある僕より、衝撃の負担は小さいだろうけど」。ジョークも交えて話してくれた。

「復活する可能性ないなら…」

 錦織との思い出の一戦は、やは…

<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASS4B2J84S4BUTQP002M.html?iref=pc_spo_tennis_list_n