上地結衣、パリは相性のいい舞台
4度目の出場となるパラリンピックイヤーが迫る2023年の師走、インタビューした上地の表情は明るかった。進むべき方向性が定まっている感触が、声の張りからも伝わってきた。 「いろいろトライしている最中です。課題がどんどん出てくるんです」 23年の年間ランキングは世界2位。これで6年連続。「指定席」になりつつある。頂点まであと一歩の場所にいる居心地を聞くと、「悔しいっていうか、許せない位置ですね」。笑顔でくるみながらも、いつも同じ答えが返ってくる。 東京パラの決勝で敗れた絶対女王のディーデ・デフロート(オランダ)に勝てない。連敗記録は25に伸びている。 ただ、セット数のデータから、…<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASRDP312NRCNUTQP006.html?iref=pc_spo_tennis_list_n