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「第2セット以降つらかった」 錦織、唯一のチャンスが

 テニスのウィンブルドン選手権で、男子シングルス準々決勝でフェデラーに敗れた錦織の記者会見での主なやりとりは、次の通り。  ――試合を振り返って  「第1セットは、彼の第1サーブの確率が低かったのでかなり思い切って攻めていけた。第2セット以降は苦しかった。対応できなかったり、焦ってしまったり。リターンゲームでほぼチャンスがなかった」  ――勝敗の分かれ目。  「自分の第1サーブの確率がすごく低かった。ほぼ、どのゲームも重圧を感じながらやっていたせいで、リターンゲームになかなか気持ちが入っていけなかった。色々な要因はありましたけど、リターンと第1サーブがかなり大きな原因になってしまった」  ――試合のターニングポイント。  「第2セット以降はずっとサービスゲームがつらかった。先にブレークしていたら、(自分の)第1サーブに余裕ができて入り出す可能性もあったが、先にブレークできそうな光が第2セット以降はなかった」  ――力は出し切れたか、後悔が強いか。  「力は出し切りましたけど、やっぱり自分のプレーが継続できなかった。第2セット以降は、確実に相手も強くなりましたよね。(凡ミスを示す)アンフォーストエラーが後半多かった。それも彼のプレーのよさから来る重圧。彼の強さに負けたということ」。  ――4―5で迎えた第3セットの第10ゲーム、ブレークポイントを握ったが、サーブを返せず落胆した。  「あそこは唯一のチャンス。これから強くなっていく、上に行く上で、大事なところでのアンフォーストエラーはなくしていかないといけない」  ――フェデラーのプレーについ… <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASM7C2CXTM7CUHBI00H.html