テニテニ配信

テニスの試合情報などを配信していきます。

大坂なおみとコーチ、なぜ解消 世界わかせた名コンビ

 世界をわかせたコンビが、別々の道を歩む。女子テニスでシングルス世界ランキング1位の大坂なおみ(21)=日清食品=と、コーチのサーシャ・バイン氏(34)。日本時間の12日、ツイッター上で契約解消を公にした。ただ、理由は明らかにしておらず、大坂のマネジメント事務所も「ノーコメント」としている。  昨年10月の年間成績上位者による大会。大坂は1次リーグで敗退した直後の会見で、来年もバイン氏とツアーを回るかと聞かれた。その質問に対し、「もしも、彼がノーサンキューと言わなければ……。でも、そうね、我々はとても仲良くやっている」と、ちゃめっ気たっぷりに報道陣を笑わせた。  大坂は今季もバイン氏と迎えた。1月の全豪オープンで、昨年の全米オープンに続く4大大会2連勝を飾り、世界1位の座に就いた。2人の関係は良好そうだった。  大坂が全米で初優勝する3カ月前、元世界4位の伊達公子さんが言っていた。「(周囲を固めるコーチやトレーナーは)彼女自身が望んだというよりは、周りがこういうのが大事だと教えている段階」。自分に何が足りないかを自覚し、必要な人材を自ら選ぶことも、勝つために大切な要素に挙げていた。  いま、大坂は世界女王として君臨する。背中を押したバイン氏の手腕は確かだが、一方、トップ選手をコーチとして教えた経験が無い。「流れに身を任せるのがモットー」という21歳。新しい旅の身支度を始めたのだろうか。(富山正浩) <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASM2D65P4M2DUTQP048.html