福井）初の全国優勝届かず テニス少年女子の押川選手

　福井県営テニス場（福井市）であったテニス少年女子に、県勢として今年度の全国高校総体女子シングルスで準優勝の押川千夏選手（仁愛女子高）が出場。準々決勝で千葉県と対戦し、全仏オープンジュニア女子ダブルス４強の宮本愛弓選手を相手に、シングルスで熱戦を繰り広げた。 　序盤は２―３と食らいついた。しかし、好機での自身のミスが重なり始め、３―７と苦しい展開に。その後、攻撃に転じて２ゲームを連取したものの、粘りきれずに５―８で敗れた。 　全国大会での優勝の経験はない。３年生である押川選手にとっては、福井国体が高校最後の大会で、優勝への思いは強かった。 　「正直、４強にも入れなかったのは悔しい。でも、地元でたくさんの人が応援してくれている。最後に勝って、感謝の気持ちを伝えたい」。３日に７、８位を決める順位決定戦に臨む。（山田健悟） ＜引用元＞http://www.asahi.com/articles/ASLB244HXLB2PGJB008.html