男子テニスで世界ランキング2位のアンディ・マリー(英国)は26日、痛めていた臀部(でんぶ)の回復が十分でないため、ニューヨークで28日に開幕する全米オープンを欠場すると発表した。大会公式サイトによると、「ここ数日の練習では大丈夫だったが、優勝を目指すには痛みが強過ぎる」と理由を述べた。
男子シングルスは錦織圭(日清食品)や昨年覇者のスタン・バブリンカ(スイス)、同準優勝のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と合わせ、トップ10のうち4人がけがで欠場を決めている。
マリーは今季の残り試合について「年末までにまたプレーできればいいが、正しい判断をするために、これから何日かチームと話し合う」と語った。臀部は6月の全仏オープン準決勝で痛めた。(時事)