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「ほぼ負け」からナダル勝利

男子テニスのNitto ATPファイナルズ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は13日、グループ・アンドレ・アガシの予選ラウンドロビン第2戦が行われ、第1シードのが第4シードのを6-7 (3-7), 6-3, 7-6 (7-4)の大逆転で破り、1勝1敗とした。初戦で第7シードのにストレート負けを喫していたナダルは、この日ファイナルセットの第7ゲームでメドヴェデフにマッチポイントを握られるも、ドロップショットを決めてピンチをしのいだ。その後、第7ゲームから5ゲームを連取して息を吹き返すと、タイブレークの末に勝利を手にした。試合時間は2時間46分におよんだ。男子プロテニス協会のATP公式サイトにはナダルのコメントが掲載されており「あの瞬間(ファイナルセットの第7ゲーム)は『5分後にはロッカールームにいるだろう』と考えた。それが普通のことだから。ほぼ負けているような瞬間は、ほとんどプレッシャーもなくプレーできる」と振り返った。今季4勝をあげるなどキャリア最高のシーズンを送っているメドヴェデフは、9月の全米オープンアメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)決勝に続きナダルに惜敗した。ナダルは「ダニール(メドヴェデフ)は精神的にすごくタフ。今シーズンに彼は、それを示してきた。今日は1,000回負ける中で、唯一勝利をあげられたような日。とてもうれしく思っている。彼に対して、とても気の毒と思う。こんな負け方はつらいし、傷付くから。ダニールには可哀想なことをした。彼はいい選手だと思う。ここまで彼がやってきたことへ誇りに思うべき」と語った。「お手本は1日ではない。個人的な考えとしては挽回したことではない。僕が思うお手本は、ファイナルセットで1−5の時にラケットを叩き壊さなかったことであったり、物事が思うようにいかない時に自分自身のコントロールを失わなかったこと。対戦相手が自分よりちょっといいプレーをしていると受け入れること、自分があまりよくないと受け入れること。それだけがお手本」「自分もミスをすると分かっているし、普段はそれを受け入れている。誰だってミスをするし、ミスしたあとも戦い続ける必要があるから。それしか方法がない。今日はサービスがうまくいった。ファイナルセットの序盤で2度ブレークされたけど、自分のプレーは悪くはなかった」決勝トーナメント進出に望みをつなげたナダルは、第3戦で第6シードのと対戦する。Nitto ATPファイナルズは8選手が2グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位2名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦1位通過者は、もう一方のリーグ戦2位通過者と準決勝で対戦する。【グループ・アンドレ・アガシ】(1)R・ナダル 1勝1敗(4)D・メドヴェデフ 0勝2敗(6)S・チチパス 2勝0敗(7)A・ズベレフ 1勝1敗【グループ・ビヨン・ボルグ】(2) 1勝1敗(3) 1勝1敗(5) 2勝0敗(8) 0勝2敗「男子テニス国別対抗戦デビスカップ 決勝ラウンド」母国の名誉と威信を懸けてしのぎを削る“テニスのワールドカップ”。新フォーマットで争われる世界最強国の称号を懸けた戦いを生中継でお届け!【大会期間】11月18日(月)〜25日(月)連日生中継
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<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201911/125944.html 硬式用テニスラケット T-FLASH CES 300 BRFS05