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4時間57分信じ抜いたジョコビッチ 珍しい形での決着

(14日、テニス ウィンブルドン選手権決勝)  伝統あるセンターコートは、歓声と悲鳴が入り交じった。試合開始から4時間57分。ジョコビッチの放ったバックハンドがフェデラーのラケットをはじくと、ついに試合が終わった。張り詰めていた緊張感から解放され、ジョコビッチの口元が少し緩む。派手に喜ぶ姿はない。それほど心身ともに消耗していた。  通算48度目(ジョコビッチの26勝22敗)となった2人の対戦は、珍しい形で決着した。今大会から最終セットは12―12からタイブレークという新規定に。初体験を制したジョコビッチは「12―12でタイブレークというのも違和感があるし、まだ現実と思えない。最後はホッとしたというのが、正直な気持ち。これほど精神力を問われた試合は初めて」としみじみと語る。  序盤から激しい打ち合いが続き、3セットでタイブレークまでもつれ込んだ。ジョコビッチは勝因に「精神力」を挙げた。  世界ランキング1位のジョコビ… <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASM7H1TJ5M7HUHBI004.html