ジョコ世界1位返り咲き確定

男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ（フランス/パリ、室内ハード、ATP1000）は３１日にツイッターで、第１シードのが腹筋の痛みによりシングルス２回戦を棄権。この結果、１１月５日に発表される世界ランキングで、がナダルを抜いて２０１６年１０月以来２年ぶりに１位へ返り咲くことが決まった。第２シードで出場しているジョコビッチは前日の２回戦で勝利しており、今大会でナダルを上回る結果を残した時点で世界ランク１位奪還となった。３１歳のジョコビッチは、今年７月のウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で完全復活の優勝を果たすと、その後W&Sオープン（アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000）で史上初となる「ATPマスターズ1000」全９大会制覇の『ゴールデン・マスターズ』を達成。さらに全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）とロレックス・上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）でもタイトルを獲得する圧倒的な強さを見せている。一方、無念の棄権となったナダルは全米オープンで膝のけがにより途中棄権。今大会は約１カ月ぶりの復帰戦を予定していた。

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