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錦織が9番手に浮上 ATPツアー・ファイナルへ大詰め

 男子テニスの錦織圭日清食品)は28日、ウィーンで行われたエルステバンク・オープンのシングルス決勝でウィンブルドン選手権準優勝のケビン・アンダーソン(南アフリカ)に3―6、6―7で屈し、ツアー通算12勝目を逃した。ツアー決勝で9連敗となったが、29日開幕のマスターズ・パリ大会で大詰めを迎えるATPツアー・ファイナル(11月11~18日・ロンドン)の出場権レースでは9番手に浮上した。  錦織は年間成績上位8人で争われるファイナル進出に向け、ポイントを3210に伸ばした。10番手のジョン・イスナー(米)とはわずか145の小差。4番手のフアンマルティン・デルポトロ(アルゼンチン)が今月前半に右ひざを骨折し、9番手でも出られる可能性は十分にあるが、パリ大会は優勝者に1千ポイントが与えられる格付けの高い大会で予断は許さない。  錦織はエルステバンク・オープンでは全仏オープン準優勝のドミニク・ティエム(オーストリア)との準々決勝でコートの隅に次々とショットを決めて完勝するなど「特にすごくいいテニスができた」と言う。パリ大会では3回戦で再びアンダーソンと当たる可能性があるが、2年ぶりのツアー最終戦出場を目指し「集中して、なるべく(大会の)後半までいけるように頑張りたい」と意気込んだ。(共同) <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASLBY5WN0LBYLEJQ03M.html