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大坂なおみ、夢のグランドスラムへ 憧れの元女王に挑む

 米ニューヨークで開催されているテニスの全米オープン(OP)。日本時間9日朝にある女子シングルス決勝は、24度目の4大大会制覇を狙う「元世界女王」に対し、16歳年下の「新星」が挑む構図となった。グランドスラムのタイトルに初めて手をかけた大坂なおみ日清食品)にとって、36歳のセリーナ・ウィリアムズ(米)はあこがれの元世界1位だ。  大坂はハイチ出身の父と日本人の母を持ち、大阪市で生まれた20歳。3歳でニューヨークに移住後、父の手ほどきでラケットを握るようになった。1歳上の姉と近所で球を打ち合うと、通りゆく人から「次のウィリアムズ姉妹だね」と声をかけられた。  1歳違いの姉ビーナスと競うように活躍するセリーナの姿に、大坂が自分の将来を重ねたとしても不思議はない。地元・全米OPのテレビ中継では、セリーナのプレーにかじりついて見入る少女だったという。  日本出身で米国育ちの境遇ゆえか――。大坂は「小さい時は勝ち進んでも、それほどたくさんの人に応援されなかった」と振り返る。そんな状況を自らの手で変えてみせた。まだ16歳だった2014年7月。元全米女王のサマンサ・ストーサー(豪)に勝ち、「ナオミ・オオサカ」の名を世界にとどろかせた。  16年に4大大会初出場を果た… <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASL986QN3L98UTQP03M.html