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尾崎里紗 念願の四大大会初勝利

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク96位のが予選勝者のD・ラオ(アメリカ)との死闘を6-3,

6-7 (5-7), 7-6 (7-5)のフルセットで制し、念願の四大大会初勝利をあげた。この日、第1セットを先取した尾崎だったが、第2セットはスライスなどを交ぜて緩急をつけてきたラオに苦戦し「タイミングを合わせられなかった。予選上がりですが、かなりいい選手でした。セカンドセットは3−5から巻き返して勝ちも見えてきたところで硬くなってしまった」と試合後の会見で振り返った。その後、尾崎はファイナルセットで5本のマッチポイントを握られる崖っぷちに立たされたが、泥臭い粘りのテニスでピンチをしのぎ、タイブレークへ持ち込んだ。マッチポイントを握られた際には転倒するアクシデントに見舞われたが「捻挫ではないです。変に力が入ってしまって、一瞬痙攣して立てなかった。けど、プレーに支障はなかったです」と当時の状況を説明した。そして、3時間2分で見事勝利を手にした23歳の尾崎は「最後まで諦めずにできたので良かったです」と喜びをかみしめた。2回戦では、第27シードのと対戦する。シュアイは1回戦で世界ランク170位のを逆転で下しての勝ち上がり。その他の日本勢では、とが同日の1回戦で初戦突破。は前日の1回戦で、昨年優勝を飾ったを破る金星をあげて2回戦進出を果たした。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201708/116206.html