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キリオス 波乱も勝者へエール

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は30日、男子シングルス1回戦が行われ、第14シードのは世界ランク235位のに3-6,

6-1, 4-6, 1-6で敗れ、初戦で姿を消した。前哨戦のW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)でらを破り、四大大会に次ぐグレードの「ATPマスターズ1000」で初の決勝進出を果たすなど好調のキリオスだったが、この日は試合中に「よく分からないけど、何か腕に異変を感じた」と、右の肩と腕に痛みを感じたと会見で明かした。途中棄権の選択はあったかの問いには「それはなかった。少なくとも対戦相手へ尊敬の気持ちを示すためにも、最後まで戦いたかった」と述べた。初戦敗退の波乱に見舞われたキリオスだが勝者のミルマンを称え、エールを送った。「いつもジョン(ミルマン)は自分に良くしてくれる。彼も怪我に苦しみ、肩を手術した。この1年か2年は苦しんでいた。彼は常に努力を怠らない。苦労を乗り越えて頑張る選手を見るのは嬉しい。今、彼はチャンスを掴んだ。羨ましいなど思ってはいない。頑張って欲しい」28歳のミルマンは元世界ランク60位。3年前に肩を負傷してツアーを離脱し、世界ランキングは1,100位台にまで落ちた。当時はお金を稼ぐため、地元オーストラリアのブリスベンでサラリーマンのアルバイトをして生計を立てていたが、世界で戦うことを諦め切れず、現役続行を決意。昨年は股関節を痛めてしまい、再び手術を行った。そして今年5月に復帰し、この日キリオスを破る金星をあげたミルマンは、2回戦でと対戦する。ジャジーリは1回戦でをフルセットで下しての勝ち上がり。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201708/116201.html