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怒りデルポ「チャンスあった」

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は3日、男子シングルス3回戦が行われ、第29シードのは第1シードのに6-7

(8-10), 5-7, 0-6のストレートで敗れ、5年ぶり3度目のベスト16進出とはならなかった。この日、第1セットのタイブレークでセットポイントを握ったデル=ポトロはダブルフォルトを犯すなどでチャンスを逃してしまう。そして、マレーのセットポイントではデル=ポトロが放ったショットが際どい箇所へ。主審にチェックを要求するも判定はアウトだったため、落胆の様子を見せた。試合後の会見で、デル=ポトロは「あまりのフラストレーションだった。かなりのチャンスがあったから、第1セットを落としたのは信じられなかった。でも、こんなことは世界ランク1位の選手や、ラファ(ナダル)やロジャー(フェデラー)ら最高のチャンピオンと対戦すると起きる。セットを取れるか、試合に勝てるかは、最後まで分からない。それが今日の試合だった」と述べた。第2セットでは第1ゲームでブレークを許したが、マレーのサービング・フォーオ・ザ・セットである第10ゲームでは土壇場でブレークバックに成功。しかし、第11・第12ゲームを連取されてしまう。第3セットに入ると試合の流れは完全にマレーへ傾き、2時間53分で力尽きた。「肉体的にも高いレベルが必要だと思っていた。試合に負けたのはアンディ(マレー)が全てのボールを返してきたからで、少ないチャンスをものにしていた。第3セットは精神的に、とてもタフだった」全仏オープンに5年ぶりの出場だったデル=ポトロは、2009年にベスト4へ進出している。「今日はとても嬉しかった。こんなに観客から応援をもらえて、とてもハッピーだった。この大会は5年間ずっと出たかった大会だったから、素晴らしい思い出をもらって家へ帰れる。来年はもっと万全で臨みたいし、より高いレベルのテニスをしたい。あと数日はパリにいるけどね」今後については「良いクレーシーズンを送れたから、芝のシーズンも期待している。自分のプレーは芝の方が向いているかもしれない」とコメントした。一方、4年連続8度目のベスト16進出を果たした王者マレーは、4回戦で21シードのとの勝者と対戦する。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201706/114782.html