全米OP 無観客の予選なしで開催

全米テニス協会のUSTAは１７日に公式サイトで、開催が決定された全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）とW&Sオープン（アメリカ、ハード）の詳細を発表した。W&Sオープンは８月２１日から、全米オープンは８月３１日からともに無観客で開催。両大会とも、会場は例年全米オープンが行われるニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センターとなっている。発表された詳細には大会の優先事項が記入されており「第１優先は関係者の健康と安全。第２優先事項はランキングポイントと賞金の適切な提供」とした。全米オープンは本戦のみでドローはシングルスに１２８人、ダブルスには３２組が出場する。またダブルスにはダブルスランキング保持者のみが参加できる。一方、W&Sオープンはシングルス男女４８人ずつが予選に組まれ、本戦には５６人の選手が出場。ダブルスには出場選手ランキングの上位３２組が本戦入りし、予選は行われない。感染拡大を防ぐため、選手らはアメリカに向け出発する前と大会期間中にホテルで検査を受ける。医療政府のガイダンスに従い検査は週に１・２度行い、毎日体温測定と症状がありそうかの報告用紙を記入する。また選手ら会場関係者は練習、試合、トレーニング時間以外はマスクを着用。行動範囲は会場の指定された場所とホテルのみに制限される。

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