錦織 TOP10「気配なかった」

男子テニスの最終戦 Nitto ATPファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）は９日に会見が行われ、２０１６年以来２年ぶり４度目の出場を果たすは今季を振り返った。昨年に右手首を負傷した錦織は、今年１月のニューポートビーチ・チャレンジャー（アメリカ/ニューポートビーチ、ハード、ATPチャレンジャー）で復帰するも、初戦敗退を喫した。その後、RBCテニスチャンピオンシップス・オブ・ダラス（アメリカ/ダラス、ハード、ATPチャレンジャー）で復帰後初優勝を飾ると、ロレックス・モンテカルロ・マスターズ（モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000）で準優勝。さらにウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）、全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）でも好成績を残し、楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス 2018（日本/東京、室内ハード、ATP500）とエルステ・バンク・オープン（オーストリア/ウィーン、ハード、ATP500）では決勝へ進出した。そして、１１月５日付の世界ランキングで９位へ浮上し、２０１７年８月２８日以来約１年２カ月ぶりのトップ１０復帰。「RACE TO LONDON」（最終戦出場ランキング）は９位だったが、の欠場によりNitto ATPファイナルズの出場権を手にした。「今年始まって、前半は（世界ランキングのトップ１０へ）戻れる気配はなかった。気持ち的にもプレー的にも」復活へのきっかけは「USオープンでいいテニスができたのが１番大きな自信になった」と錦織は語った。「この２・３カ月は、いいテニスができている。USオープンからテニスがやっと安定してきた。それまではアップダウンがあったので。それがなくなってきたのは最近です」休養期間にトレーニングを重ねていた錦織は「体に関しては違いを感じています。去年にけがをしてからトレーニングをしたおかげなのかわからないですが、痛みがほとんど出なくなってきた。昔は１・２週間戦うと痛みが出てきていましたが、今年は少なかった」と手応えを得ている。今大会の初戦では、現在６連敗中のと顔を合わせる。この試合は、日本時間１２日の５時（現地１１日の２０時）以降に開始予定。Nitto ATPファイナルズは８選手が２グループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの上位２名が決勝トーナメントに進出。リーグ戦１位通過者は、もう一方のリーグ戦２位通過者と準決勝で対戦する。【グループ・グーガ・クエルテン】【グループ・レイトン・ヒューイット】Ｒ・フェデラー錦織圭錦織圭選手を応援しよう！男子テニスATPワールドツアー「男子テニス Nitto ATPファイナルズ」をWOWOWメンバーズオンデマンドにて配信！【配信予定】11月11日（日）〜11月18日（日）　※大会第1日目無料配信>

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