フェド杯延期へ「脅威は深刻」

女子テニスの国別対抗戦フェドカップ公式サイトは１１日に公式サイトを更新し、新型コロナウイルスの影響により４月の１７日から開催予定のプレーオフと決勝ラウンドフェドカップ・ファイナルズ（ハンガリー/ブタペスト、レッドクレー）を延期すると発表した。国際テニス連盟 ITFは文書で「２０２０年２月上旬からの新型コロナウイルスの影響を注視しており、国内・国際問わず関係各局と協議してきました」とコメント。「ITFの理事会と組織委員会の会議の結果、ハンガリー政府が発表したイベントに対する方針を鑑みて、当初予定していた決勝戦を延期することになりました」「ITFは２０２０年以内にフェドカップ・ファイナルズを行うことを約束します。ハンガリー政府、ハンガリーテニス協会、女子テニス協会のWTAなどと連携し、適切な代替日を設定します。それに加え、世界８カ所で開催予定だったプレーオフの代替日も後日発表します」また、ITF会長のデヴィッド・ハガティ氏は「この決定を下すことは非常にざんねんなことではあるが、選手や監督スタッフ、イベント関係者、観客の安全を危険にさらすことはできない。この決断は簡単に下したものではない。ウイルスによってもたらされる脅威は深刻なもの。連盟、または個人として責任を持って行動することが求められているし、この状況はスポーツの枠を超えたものだと考えている」と語った。「ファイナルズとプレーオフの新しい日程はしばらくしたら発表されるはずだが、選手やスタッフ、関係者にできるだけ影響が少なくなるように、スポーツ界全体で強力していきたい。当面は状況を観察し、データや専門家の助言に基づき決定を下していく」プレーオフに臨む日本は、ウクライナと大坂のITC靱テニスセンター（日本/大阪、ハード）で対戦する予定だった。「男子テニスATPツアーマスターズ1000 マイアミ」WOWOWメンバーズオンデマンド限定でライブ配信！【配信日】3/25（木）〜4/5（月）※大会1日目無料配信

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