ロシア選手除外、WTA「失望」
ウィンブルドン、ロなど排除か
テニスの四大大会で、6月下旬開幕のウィンブルドン選手権の主催者がウクライナ侵攻を理由にロシアとベラルーシの選手を排除することを発表する見通しだと19日、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。
テニスで両国の個人の出場を禁止すれば初。男子の世界ランキング2位ダニル・メドベージェフ(ロシア)や女子で世界4位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ)らが対象となる。
ロイター通信によると、ロシアのペスコフ大統領報道官は「ロシアはテニスの強豪国で(排除すれば)大会側が困るだろう。アスリートを政治的陰謀の人質にすることは受け入れられない」と反発した。(共同)
クライシュテルスが3度目の引退
テニスの女子シングルスで四大大会を4度制したキム・クライシュテルス(ベルギー)が12日、自身のインスタグラムで3度目の現役引退を表明した。「もう公式戦には出場しない。新しい冒険が楽しみだ」と記した。38歳のクライシュテルスは2007年に引退し、09年に現役復帰。12年に再び退いた後、20年に2度目の復帰を果たした。(共同)
テニス世界ランク、錦織圭54位 西岡良仁89位
男子テニスの4日付世界ランキングが発表され、錦織圭(フリー)は三つ下げて54位だった。西岡良仁(ミキハウス)は七つ上げて89位。
1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と2位ダニル・メドベージェフ(ロシア)は変わらず、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が3位に上がった。(共同)