男子クァード
車いすテニスで四大大会シングルス10度の制覇を誇るD・アルコット(オーストラリア)が18日に
ツイッターを更新し、
車いすテニスの中止が決まった
全米オープン(
アメリカ/ニューヨーク、ハード、
グランドスラム)について意見を綴った。
全米オープンは
新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれていたものの、予定通り8月31日に開幕することが決まった。しかし、会場への人数制限などで感染拡大を防止するためとして、男女のシングルス、ダブルスの開催に留め
車いすテニスやミックスダブルスは中止となっていた。これまで、クァード(
四肢麻痺の略)
車いすテニスで今年1月の
全豪オープン(オーストラリア/
メルボルン、ハード、
グランドスラム)を含む四大大会シングルス10度のタイトルを獲得しているアルコットは、この発表を受けて
ツイッターを更新した。「
全米オープンは
車いすテニスなしで行われると発表があった。選手には何の相談もない。予選通過には充分なものだと思っていたけど、残念ながら歩くことができる、という唯一の重要なことを逃してしまった。醜悪な差別だ」「僕が
障がい者だからといって『リスクが高い』と言わないでほしい。僕は障がいを持っているけどだからといって病気になるわけではない。僕は今この文章を読んでいる多くの人よりも健康なはず。追加のリスクはない」「世界にはもっと重要なことがあるのは確かだけど、その選択は僕らに委ねられるべきだった。僕が
障がい者だからといって、健常者が代わりに僕の人生とキャリアが左右されるのはあからさまな差別だ。
全米オープンは駄目だよ」
国際テニス連盟の
ITFは、9月に行われる
全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、
グランドスラム)での
車いすテニス部門の開催を目指していると発表している。
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<引用元>
http://news.tennis365.net/news/today/202006/127579.html
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