【北京共同】中国の元副首相に性的関係を迫られたと訴えた後、一時消息が分からなくなった女子テニスの彭帥さんを巡り、
中国当局が仏メディアとのインタビューを容認するなど国外に健在をアピールするのと対照的に、当局統制下の国内メディアは8日もこの問題を報じていない。内外で情報の出し方を徹底して使い分けている。
彭さんの訴えは
共産党の最高指導部の威信に絡む機微な問題で、
中国当局は、彭さんが短文投稿サイトに書き込んだ直後から情報を封殺した。
一方、国営中央テレビは8日、IOCのバッハ会長がスキー会場で彭さんと談笑する場面を放映したが、相手が彭さんだとの説明はなかった。(共同)
<引用元>http://www.asahi.com/articles/GCO2022020801001337.html