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初Vめざす2人 テニス・全豪オープン女子単、1日決勝

 テニス・全豪オープン女子シングルス決勝は2月1日、メルボルン・パークで行われる。ともに初優勝がかかる世界ランキング15位のソフィア・ケニン(米)と、同32位のガルビネ・ムグルサ(スペイン)の顔合わせ。勝るのは、4大大会で初めて決勝に進んだ21歳のケニンの勢いか、それとも4大大会2度優勝の26歳のムグルサの経験か――。  2人は昨年9月に1度だけ対戦。ケニンが2―1で勝利した。今大会は、いずれも前評判は高くなかったが、しぶとく勝ち上がってきた。  ケニンは準決勝までの6試合で1セットしか落としていない。「天才少女」と評される15歳のココ・ガウフ(米)との4回戦では、アンフォーストエラー(凡ミス)数が3セットで22。相手の半分以下に抑えて勝利を引き寄せた。ムグルサとの決勝に向けて「彼女は攻撃的で簡単な相手ではない」と警戒する。  ムルグサは元世界ランク1位で、16年全仏、17年ウィンブルドン選手権を制覇した実績をもつ。ノーシードだった今大会で有効に活用しているのがサーブだ。出場全128選手のうち2番目に多い33本のサービスエースを奪っている。女子シングルスでスペイン勢初の優勝がかかるムルグサは「(ケニンは)素晴らしいプレーをするが、以前の対戦経験が良い参考になる」と話す。  ムルグサの攻撃的なプレーを、ケニンがいかにしのげるかが、優勝の行方を左右する。(堤之剛) <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASN105J42N10UTQP004.html