テニテニ配信

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テニス経験を活かす仕事

人生を豊かにするスポーツ、テニス。の全米、全豪の連続優勝でテニスはさらに注目を浴び、テニスを始める子供も増えているようだ。子供の時から、または大人になってからテニスを始め、今でも楽しんでいる人たちは多い。しかし、プロやコーチ以外でもテニスの経験は活きるものなのか。テニスを経験してきた人々が、その後、どのような道を歩んでいるのか。またその経験が人生にどのように活きているのか。自動車販売の老舗、株式会社ヤナセ(以下ヤナセ)。社名くらいは聞いたことがあるだろうか?100年以上前に創業し、今は国内各地でメルセデス・ベンツをはじめアウディBMWなど世界のプレミアム輸入車のディーラーを手掛ける、伝統ある企業だ。一見、まったくテニスとは関係の無い企業、まったく関係のない業種のように思えるが、学生時代にテニスに没頭した経験を活かし、活躍しているセールススタッフが多くいるのだという。今回は、テニス経験者でヤナセ 渋谷支店(メルセデス・ベンツ渋谷)に勤めているセールススタッフの岸本翔太郎氏に話を伺った。学生時代の岸本氏岸本氏はテニスをやっていた両親の影響で、小学校4年生からテニスを始め、中学生から名門スクールのビッグKテニススクール吉祥寺に通っていた。中学では関東大会シングルス優勝、高校ではキャプテンを務め、インターハイ団体ベスト8を成し遂げた。大学でもキャプテンとしてチームを牽引し、インカレでの最高成績ベスト32を経験した。彼がテニスで培った経験の中で今の仕事に活きているものは何なのか?「高校時代は強豪とは言えない学校に入りました。でも、入学時から、東京都で優勝すると目標を掲げ、監督の指導にプラスして自分たちで練習メニューを考え、部員全員で目標に取り組みました。目標達成した時の喜びは、今でも鮮明に覚えています。どのスポーツもそうですが、目標に向かって一つひとつ行動を積み重ねていくことは、今のセールススタッフとしての仕事の仕方でも同じです」「テニスは瞬時に状況判断を行うスポーツですから、社会人となっても仕事での状況判断は自然と身についたのではないでしょうか。他にも、天候や風向き、同じサーフェスでも状態によってボールのバウンドも変わります。考えられるもの全てを想定して準備して挑むようにしていました。これはヤナセを訪れるお客様との商談でも一緒です。お客様のライフスタイルによっては、当初欲しいと言っていたモデル以外の車種を希望されるかもしれない。それを想定して試乗できるように手配しておくこともあります。また、お客様がさっと放った一言、何気ない動作、目線の動きなどを逃さず、これらを一瞬で見極めて判断して、最良の提案になるよう努めています」セールススタッフであれば他にも様々な業種があるが、なぜヤナセだったのか?「ヤナセに入社したきっかけは、大学時代に父親がヤナセで車を購入したことです。ヤナセのショウルームの空間は日頃味わうことがない雰囲気があり、担当セールスの立ち居振る舞いなどが素直に格好良いと思い、就職活動では、迷わずヤナセにもエントリーしました。振り返ると、テニスでも良いプレー、良い成績が出せたのも根本には格好良くありたいという気持ちがあったのかもしれません。ヤナセのお客様は、見識が広く多方面で活躍されている方が多くいらっしゃいます。そういった方々と接することができるような自分になるため、日々努力しています。なので、5年前に入社した時よりも少し成長したのではないでしょうか。お客様に車を購入いただけた時は、テニスと同じような達成感があり、非常に嬉しいです」テニスとヤナセでのセールスには、他にも共通点があるようだ。「テニスの試合(シングルス)では相手との一対一でコーチングも受けてはいけません。これはお客様との商談でも同じです。商談中に先輩へアドバイスをもらいに行くことはできませんから。ただ、試合の前後は、チームの和、チームの結束は必要。練習やミーティングでは、仲間と行動を共にしますから、コミュニケーションを大切にしてきました。こうしたテニス部での活動は、ヤナセでも生きています。商談以外は、販売店の一員として、職場内でコミュニケーションをとったり、支えあうことは不可欠で、上司や先輩は、私がヤナセのセールスとして成長するために、助言してくれます。今、後輩には、これらの学んだことを教えています。悩んだり、苦労することもありますが、働き甲斐のある、いい職場です」テニスに打ち込んできた彼の経験は、強みとしてしっかり発揮されている様子がうかがえた。ヤナセでは2020年度の総合職(大卒)採用では、セールススタッフを中心に、地域別に募集しており、また本社スタッフ勤務(東京都港区)の採用枠も設けている。中途採用では、セールススタッフ、メカニック(自動車整備士)など各職種で募集している。詳しくはヤナセの採用サイトへ。■ヤナセ企業情報・採用情報メルセデス・ベンツアウディフォルクスワーゲンBMW、キャデラック、シボレーなど、海外ブランドの輸入車ディーラーを国内各地で展開。新車販売のみならず、中古車販売、アフターセールスにも力を入れており、グループ合わせた拠点数は260を超える。近年は、「クルマはつくらない。クルマのある人生をつくっている」を企業スローガンに、自動車保険、レンタカー、クラシックカー福祉車両など、自動車に関わる事業を幅広く手掛けている。2018年3月には、新車累計販売200万台(※)を達成した。1915年創業。中期経営計画では、人材の育成・強化も柱としており、人材育成を主眼とした新たな研修プログラムや自己啓発制度を導入。100年以上にわたり輸入車を取り扱ってきた輸入車販売のプロフェッショナルとして、そのDNAの継承に取り組んでいる。※統計が整備された1952年以降の新車販売台数。 <引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201903/122742.html 硬式用テニスラケット ブイコア98 18VC98-669