フェデラー苦戦も初戦突破

男子テニスのロレックス・上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）は１０日、シングルス２回戦が行われ、２連覇と３度目の優勝を狙う第１シードのが世界ランク２２位のを6-4, 4-6, 6-4のフルセットで破り、２年連続６度目のベスト１６進出を果たした。上位８シードは１回戦免除のため、この日が初戦だったフェデラーはファーストサービスが入った時に８２パーセントの高い確率でポイントを獲得し第１セットを先取。第２セットは前週の楽天・ジャパン・オープン・テニス・チャンピオンシップス 2018（日本/東京、ハード、ATP500）を制したメドヴェデフに１ブレークを許して、ファイナルセットへ突入。その後、両者一進一退の攻防から第９ゲームでスライスを交ぜてミスを誘い出したフェデラーがブレークすると、マッチポイントではサービスエースを決め、１時間５２分で勝利した。３回戦では、世界ランク２８位のと対戦する。両者は８度目の対戦でフェデラーの７連勝。２０１６年の同大会で準優勝を飾っている３０歳のバウティスタ=アグは２回戦で、予選勝者のを3-6, 6-4, 6-1の逆転で下しての勝ち上がり。同日の２回戦では、第３シードの、第４シードの、第７シードの、第８シードの、第１０シードの、第１１シードのらが３回戦へ駒を進めた。

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