男子テニスの最終戦であるNitto ATPファイナルズ（イギリス/ロンドン、室内ハード）は初日の１２日、グループ・ボリス
ベッカーのシングルス予選ラウンドロビンが行われ、第３シードのが第５シードのを6-4, 3-6,
6-4のフルセットで破り、初戦を白星で飾った。この日、２０歳のズベレフはチリッチから第１セットを先取したが、第２セットは強打だけでなくスライスも織り交ぜてきたチリッチに苦戦しセットカウント１−１に追いつかれる。ファイナルセットは先にブレークを許したが第５ゲームから３ゲームを連取すると息を吹き返し、第１０ゲームでブレークに成功した。ATPファイナルズに初出場のズベレフは、今季マスターズ２大会含む５大会で優勝している。一方、敗れたチリッチはATPファイナルズに２年連続３度目の出場で、２０１４・２０１６年は予選ラウンドロビンで敗退。今年はウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）で四大大会２度目の決勝進出を果たし、に敗れるも準優勝を飾った。同日には第２シードのフェデラーが第８シードのをストレートで下している。今大会はグループ・ピート
サンプラスとグループ・ボリス ベッカーに分かれ、各グループの４選手が総当り戦を行う。各グループの上位２名が決勝トーナメントへ進出し、１位通過者はもう一方のグループの２位通過者と準決勝で対戦する。獲得ポイントは予選ラウンドロビンで１勝する毎に２００ポイント、決勝進出で４００ポイント、優勝すると５００ポイント、最大で１,５００ポイントを獲得する。【グループ・ピート
サンプラス】(1)(4)(6)(7)【グループ・ボリス
ベッカー】(2)Ｒ・フェデラー(3)Ａ・ズベレフ(5)Ｍ・チリッチ(8)Ｊ・ソック<hr>
＜引用元＞http://news.tennis365.net/news/today/201711/117285.html
