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錦織、日本男子84年ぶりの4強ならず テニス全仏OP

 テニスの全仏オープンは7日、第11日がパリのローランギャロスで行われ、男子シングルスで世界ランキング9位の第8シード、錦織圭日清食品)は同1位の第1シード、アンディ・マリー(英)に6―2、1―6、6―7、1―6で敗れ、1933年の佐藤次郎以来、日本男子84年ぶりの準決勝進出はならなかった。マリーとの対戦成績は2勝9敗となった。

 第3シードのスタン・バブリンカ(スイス)は第7シードのマリン・チリッチクロアチア)を6―3、6―3、6―1で破り、準決勝でマリーと当たる。

 女子シングルス準々決勝では第2シードのカロリナ・プリスコバ(チェコ)と第3シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が勝ち、準決勝で顔を合わせる。

■序盤の躍動維持できず リズム崩し自滅

 気難しそうにプレーする印象があったこれまでの錦織と別人のような、躍動感に満ちた滑り出しだった。

 今大会初のセンターコートでの世界1位への挑戦で、気持ちが乗ったのか。

 6―2と圧倒した第1セットは相手の浅い返球を見逃さず、ベースライン内からのショットでマリーを両サイドに振り回した。「作戦通り、これ以上ない内容と結果がついてきた」

 ところが、第1サーブが26%しか入らなかった第2セットは、甘く入る第2サーブでマリーに踏み込まれた。「自分のゲームを落としてリズムが変わり始め、焦りが出た。相手も良くなり始めていたけど、どちらかというと自分に原因があった」。1―6。マリーが得意とするロブで背後を狙われ、苦手なスマッシュでミスを誘発されたのも、リズムを崩す一因になった。

 「一番悔いが残る」と振り返っ…

<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASK68249DK68UHBI006.html