錦織、流れ失い連続失点 全米テニス3回戦負けの訳は
テニスの全米オープンで第7シードの錦織圭(日清食品)は男子シングルス3回戦で世界ランキング38位のアレックス・デミノー(豪州)に敗れ、今季の4大大会を終えた。出場した4大大会で16強に残れなかったのは2年前のウィンブルドン以来7大会ぶりだ。
前哨戦で不振でも、4大大会には照準をあわせてくるのが錦織圭のはずだった。データもそれを後押ししてきた。
昨年のウィンブルドン以降、全米、全豪、全仏、そしてウィンブルドンとすべて8強入り。負けたのはジョコビッチ(セルビア)、ナダル(スペイン)、フェデラー(スイス)という男子テニスの頂点に長年居座る大物だけで、そのほかには23連勝中だった。
この日、20歳のデミノーに待ったをかけられた。錦織が記者会見で総括した。
「驚きがあったのはディフェンスの球の質。振られたときはもう少し浅い球が来るかなと思ったけど、しっかり深い球を返してきた。想像と違った」
勝者の記者会見から言葉を拾う…
<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASM917DD7M91ULZU00N.html