テニテニ配信

テニスの試合情報などを配信していきます。

「地名、世界に知ってもらえる」オオサカ快挙に地元歓喜

 テニス・全米オープンの女子シングルスで初優勝した大坂なおみ選手(20)は、3歳で渡米するまで大阪市で暮らした。「オオサカ」の快挙に地元・大阪も喜びに包まれた。  大阪市西区のITC靱(うつぼ)テニスセンターでは9日朝、大坂選手の優勝を知らせるパネルや祝勝のくす玉が職員たちによって取り付けられた。  大会参加のため訪れた大阪府枚方市の公務員女性(26)は、「日本人がグランドスラムで優勝する日が来るとは思わなかった。大坂選手が活躍すれば、大阪という地名も世界に知ってもらえると思う」。決勝で対戦した元世界1位のセリーナ・ウィリアムズ選手は大坂選手が子どもの頃から憧れていた存在。ストレート勝ちと圧倒した点については、「憧れの選手に臆することなく勝ったことがすごい」とたたえた。  同センターでは、2014年にジャパン女子オープンを開催。16歳だった大坂選手は2回戦で敗れたものの、格上相手に健闘して注目された。同センターでサブマネジャーの中村久仁子さん(44)は、「当時は無名だった」と振り返る。「今季は好調で勢いがあると感じていた。もし、また大坂選手がここで試合をすればフィーバーになるでしょう」と期待を込めて話した。(辻健治) <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASL9934M6L99PTIL001.html