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錦織圭、ストレート勝ちで16強 ウィンブルドン選手権

 テニスのウィンブルドン選手権第6日は7日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス3回戦で第24シードの錦織圭日清食品)が第15シードのニック・キリオス(オーストラリア)に6―1、7―6、6―4でストレート勝ちし、2年ぶりの3度目のベスト16入りを決めた。  錦織は序盤からサーブがさえまくった。第1セットの第1サーブの成功率は驚異の85%をマークし、わずか16分で先取。今大会から、フォールトしたときのために予備の球をポケットにしまわず、1球ごとにボールパーソンからもらう方法を試している。本人が2回戦後の記者会見で言及した「一球入魂」のスタイルが功を奏した。  その勢いは第2セットも衰えず、第1サーブの成功率は73%。タイブレークを7―3で制して2セットを連取。  第3セットこそ、サーブの精度は落ちた。夕暮れが迫り、キリオスが繰り出す時速200キロ級の弾丸サーブが見えにくくなった。それでもリターンはさえ続けた。5―4とリードして迎えた第10ゲームで4回目のマッチポイントを生かしてストレート勝ち。1番コートの時計は「午後9時5分」を示していた。1時間37分の圧勝劇に、錦織も観客に向かって力強くガッツポーズ。錦織が4大大会で世界ランキング20位以内の選手に勝ったのは、2016年全米オープンで当時2位のアンディ・マリー(英)に勝って以来、6試合ぶり。この日の勝利はツアー通算350勝の節目ともなった。 <引用元>http://www.asahi.com/articles/ASL781T4BL78UTQP001.html