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フェデラー世界1位返り咲き 36歳、史上最年長記録

 テニスの四大大会で男子最多20勝を誇るロジャー・フェデラー(スイス)が2月19日付の世界ランキングで1位に返り咲いた。36歳での世界1位はアンドレ・アガシ(米国)の33歳を抜く史上最年長記録。18日閉幕のABN・AMROワールド(オランダ)でツアー通算97勝目を挙げて偉業に花を添え、ツアー公式サイトによると「一生忘れない」と感慨を込めた。

 2012年11月を最後に世界1位から陥落してから返り咲くまでの期間の約5年もアガシの約3年を更新する最長記録。最初にナンバーワンとなった04年から14年が過ぎた。年齢を重ねて取り戻した頂点に「年を取れば、2倍頑張らないといけないように感じる。だから自分のキャリアのどんな快挙よりも一番大きいかも」と喜んだ。

 故障に悩まされた一昨年から一転、昨年からは快進撃が続いた。1月の全豪オープンで優勝を飾ると、全仏オープンはあえて休養。7月のウィンブルドン選手権を制し、今年の全豪の連覇で自身が持つ四大大会の男子の最多優勝記録は20まで伸びた。いつまでこのレベルでプレーできるかとの問いには「正直分からない」と言いつつも「年齢は問題じゃない。ただの数字だ」と言い切る。

 ABN・AMROワールドの決勝ではグリゴル・ディミトロフ(ブルガリア)を6―2、6―2で一蹴。「自分のテニスができた」と衰えを見せない第一人者の時代はまだしばらく続きそうだ。(共同)

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<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASL321S56L32LEJQ001.html