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涙も会見で笑顔だったハレプ

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は13日目の27日、女子シングルス決勝が行われ、第1シードのは第2シードのに6-7

(2-7), 6-3, 4-6のフルセットで敗れ、惜しくも四大大会初優勝とはならなかった。ともに四大大会3度目の決勝舞台、四大大会初優勝と世界ランク1位をかけた意地のぶつかり合い。センターコートロッド・レーバー・アリーナは「シモナ!シモナ!」コールが響き渡っていた。第1セット、ハレプは序盤リードを許すも、細かなフットワークから深いストロークを放ち、ウォズニアッキのペースを狂わせてタイブレークへ持ち込む粘りを見せた。第2セットは第3ゲームで何とかサービスキープに成功すると、第7ゲームから3ゲームを連取し、ファイナルセットへ突入。決勝戦は19時30分から開始されたが蒸し暑かったためヒート・ルールが適用され、第2セットを終えた時点で10分間の休憩時間が設けられた。その後、ブレーク合戦となったファイナルセットでハレプは第8ゲームからウォズニアッキに3ゲームを連取され、2時間49分の激闘の末に惜敗した。試合後、会見でハレプは「まだ笑顔になれる。大丈夫。泣いたけど、今は笑っている。もちろん、勝てなかったのは本当に悲しい。あと少しで勝てそうだった。でも、最後はエネルギーがなかった。彼女(ウォズニアッキ)の方が良かった。彼女の方がよりフレッシュで、エネルギーがあった」と振り返った。今大会、ハレプは3回戦で3時間44分の死闘、準決勝では2016年の全豪オープンを制したを2時間20分の末に下すなど、苦しみながらの勝ち上がりだった。「本当に疲れていた。足には多くの問題を抱え、あちこちに痛みがあった。けど、よくやったと感じている。第1セットが終わったら、もう自分は終わっていた。何が起きたか分からなかった。エネルギーもパワーもなかった。でも全てのボールを打たなければと言い聞かせた。ファイナルセットは何とか持ち直したけど、5−3でのサービスの時、エネルギーは尽きていた。取りきれなかった。それはちょっと悲しい」3度目の四大大会決勝の舞台を経験したハレプは「精神的な部分は大丈夫だった。だから、この大会でかなり向上したと思う。前向きな思いでオーストラリアを離れられる。なぜなら、この2週間で自分がやったことは、これまでしたことがないことだったから」とコメントした。コーチのダレン・ケーヒルからは「この大会でやったことを誇りに思うと言われた。最後まで戦う姿は、精神的にも肉体的にも最高だったと。私のパフォーマンスにとても満足していると言っていた」と明かした。ヒート・ルールで10分間の休憩については「ロッカールームでエアコンが効いた中で過ごせたのは本当に良かった。でも、少し落ちてしまったかもしれない。試合中に頭痛が起きていたから、呼吸をしたり、頭を冷やすためには必要だった。そんな時には、いいルールだった」と述べた。<hr><div

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<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201801/118281.html