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涙の国枝「1番うれしい」

テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は27日、車いすの男子シングルス決勝が行われ、がS・ウデ(フランス)との死闘を4-6,

6-1, 7-6 (7-3)で制して3年ぶり9度目の優勝。四大大会では2015年の全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)以来のタイトル獲得となった。決勝戦、両者一歩も譲らずファイナルセットへ突入し、国枝はゲームカウント2−5と崖っぷちに追い込まれた。しかし、元王者の意地をみせて3本のマッチポイントをしのぎ、2時間41分の末にウデを破った元世界ランク1位の国枝は勝利後に涙を流した。四大大会のシングルスで21勝目をあげた国枝は、試合後の会見で「今回が1番うれしかったです。それだけ辛い時期が長かった」と口にした。2016年に肘の手術を受けた国枝は復活へ向け奮闘するも、不安と戦っていたことを明かした。「打ち方、グリップを変えていました。もしかしたら、このままキャリアが終わってしまうのではないかと思ったことは何度もありました。でも、それではつまらないし、そうはしたくなかったという思いで、改造をコーチと共に取り組みました」2月21日に34歳の誕生日を迎える国枝は「打ち方を変えて、肘や体の不安は全くない。フォームも完成されてきて、新しい攻撃的なテニスをこれから構築することができると思います」と、さらなる飛躍を目指している。また、2週間前のシドニーの大会からメンタル・コーチをつけていたことを話した。「最後の最後で自分を疑っていた。彼女(メンタル・コーチ)の言葉がスッと頭に入り、常にポジティブな励ましをしてくれる。自分自身も『オレは最高なんだ』と思い込むことができていました。メンタルはテニスに大きな影響を及ぼすというのは、2006年に初めて世界1位になった時から思っていました。今回で再認識し、自分自身を最後まで信じることができました」<hr><div

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<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201801/118273.html