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1位はフェデラー116位に敗戦

男子プロテニス協会のATPは11日、公式サイトで2017年シーズンの番狂わせトップ5を発表。とのドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)2回戦が1位となった。【第1位:ロジャー・フェデラー

vs エフゲニー・ドンスコイ】フェデラーはこの大会まで完璧なプレーを見せていた。2016年の後半戦を膝のけがで欠場したが、今季初の公式戦となった全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)でトップ10の4選手を倒して優勝。約1カ月後に出場したドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権1回戦ではを危なげなく下し、大会8度目の優勝へ向けて好調なスタートを切った。迎えた当時世界ランク116位のドンスコイとの2回戦も、第1セットをフェデラーが先取すると、第2セットのタイブレークでは3本のマッチポイントを握り、ベスト8進出が目前だった。しかし、このチャンスを逃すとファイナルセットへ突入。その後、フェデラーが第6ゲームでブレークに成功し、第9ゲームでサービング・フォー・マッチを迎えた。だが、またしてもドンスコイはそこから粘りを見せてブレークバックに成功。接戦となったタイブレークでも2−5の劣勢からフェデラー相手に5ポイント連取し番狂わせを演じ、2015年10月以来のATPツアー8強入りを決めた。試合後、フェデラーは「何度も何度もチャンスはあった。どうやってそれを逃したか全く分からない」と振り返っていた。【第2位:ラファエル・ナダル

vs デニス・シャポバロフ】世界ランク1位返り咲きが目前だったナダルに立ちはだかったのが18歳のシャポバロフだった。シャポバロフはロジャーズ・カップ(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)1回戦でに4本のマッチポイントを握られる崖っぷちから逆転勝利。2回戦ではをストレート勝ちすると、3回戦でナダルと顔を合わせた。ナダルはシャポバロフに勝利すると、2014年6月以来の世界ランク1位返り咲きが決まるはずだった。地元カナダの声援を受けてテニス人生最大の勝利をあげたシャポバロフは、1990年以来となる最年少でのマスターズ8強入りとなった。そして世界ランク143位でのベスト8進出は、2011年のBNPパリバ・オープンで当時世界ランク239位の以来となる最も低いランキングの選手となった。18歳以下の選手が世界のトップ2選手から勝利を飾ったのは、2004年に当時17歳だったナダルが当時世界ランク1位のフェデラーを下した時以来だった。その後、シャポバロフは準々決勝でも破って自身初のマスターズ4強進出を決めた。準決勝では、との若手対決に敗れた。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201712/117665.html