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GS対決1位 フェデラーvsナダル

男子プロテニス協会のATPは7日、公式サイトで2017年シーズンのグランドスラムでのベストマッチ

トップ5の1・2位を発表。1位は全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)決勝の対戦となった。【1位:全豪オープン決勝

ロジャー・フェデラー vs ラファエル・ナダルフェデラーナダルグランドスラムの決勝戦で顔を合わせたのは、実に6シーズンぶりとなった。加えて2016年は両者ともけがに泣かされ、そのけがから復帰して臨んだ最初のグランドスラムだった。フェデラーは2016年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)を最後にツアーから離脱。2017年もエキシビション以外は試合をしておらず、本人もファンも決勝へ勝ち上がれるとは予想していなかった。フルセットにもつれた決勝戦、ファイナルセットは序盤からナダルにゲームカウント3−1とリードを許したが、フェデラーはそこから5ゲームを連取する猛攻を見せ、6-4,

3-6, 6-1, 3-6, 6-3で勝利。自身のグランドスラム最多優勝回数を18へ伸ばした。グランドスラムの決勝戦フェデラーナダルを下して優勝したのは、2007年のウィンブルドン以来。35歳174日でのグランドスラム優勝は、1972年の以来の最年長優勝となり、勝利が決まった瞬間は涙をこらえられずにいた。さらに、この勝ち上がりは1982年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で頂点に立った以来2人目となる4人のトップ10選手を下してのタイトル獲得となった。【2位:全米オープン4回戦

ファン・マルティン・デル=ポトロ vs

ドミニク・ティーム】2位にランクインしたのは、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)4回戦でがを1-6, 2-6,

6-1, 7-6 (7-1),

6-4の逆転で下した試合。第1・第2セットではティームがデル=ポトロを圧倒し、そのまま勝利をおさめるかに思われた。わずか1時間ほど2セットダウンとなったデル=ポトロは、風邪を引いて体調を崩していた。しかし、駆けつけたアルゼンチンファンからの大きな声援がデル=ポトロを後押し。徐々に試合の流れが変わっていった。大声援の会場で、2009年覇者のデル=ポトロがバックハンドからも攻撃。ティームはベースラインのはるか後方へ下げられる展開となった。第4セットでは再びティームにチャンスが到来。序盤でブレークを許すも、そこから4ゲームを連取する反撃を見せ、ゲームカウント5−3からサービング・フォー・ザ・マッチを迎える。しかし、30−0とリードしたがそのゲームをサービスキープできなかったティームは、第12ゲームのデル=ポトロのサービスゲームで2本のマッチポイントを手にしながらも取りきれなかった。迎えたタイブレークは、一方的な展開でデル=ポトロがものにし、勝敗の行方はファイナルセットへ。そして、第10ゲームのティームのサービスゲームでデル=ポトロがマッチポイントを握り、ティームがまさかのダブルフォルトを犯してゲームセット。デル=ポトロは3時間35分の見事な逆転劇を演じた。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201712/117608.html