生まれつきの病気を乗り越えて車いすテニスに取り組んでいる小城市立晴田小学校5年生の岸田星那(せな)君(10)が8日、鳥栖市の旭小学校を訪れ、福祉について学ぶ総合学習の授業で4年生約150人と交流した。
岸田君は背骨の病気「二分脊椎(にぶんせきつい)症」のため下半身が不自由で車いす生活を送っている。昨秋、鳥栖市のテニスコーチ、吉永寛和さん(41)と出会い、車いすテニスの練習を始めた。
体育館であった授業で、岸田君は体を動かすことが好きでテニスを始めたことや、年2回受ける手術はとてもつらいことを紹介。「みんなも痛いことや苦しいこと、悲しいことがあると思うけれど、家族と一緒に乗り越えてください」と語りかけた。
車いすの人にどう接したらいい…