女子テニスの天津オープンは１５日、中国の天津でシングルス決勝が行われ、元世界ランキング１位のマリア・シャラポワ（ロシア）がアリナ・サバレンカ（ベラルーシ）を７―５、７―６で下して優勝した。ドーピング違反で１年３カ月の出場停止処分を受けたシャラポワは、今年４月に復帰してから７大会目で初のツアー大会制覇。２０１５年５月のイタリア国際以来２年半ぶりの優勝で、通算３６勝目となった。
シャラポワは昨年１月の全豪オープンの際に受けた検査で、禁止薬物に指定されているメルドニウムに陽性反応を示し、国際テニス連盟から２年間の出場停止処分を科された。その後、医療目的の摂取だったとしてスポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）に異議を申し立て、処分期間が短縮された。（時事）
