ソニー生命カップ第39回全国レディーステニス県大会(日本テニス協会、朝日新聞社主催、北陸朝日放送など後援)が4日、金沢市北塚町の県西部緑地公園テニスコートで開幕した。出場したダブルス16組が熱戦を繰り広げ、ベスト4が決まった。試合は5日もある。
開会式では朝日新聞金沢総局の河合真美江総局長が「みなさんが大会に向けて努力してきた成果を、思いっきり発揮してほしい」とあいさつした。
相手に応じた作戦を立てベスト4入りした田邊・宮本ペア。田邊さんは「宮本さんが走ってつないでくれる。思い切り自分のプレーができた」と笑顔で振り返った。2人は「ここから先は自分たちのできることを懸命にがんばるだけ」。
やはりベスト4に進んだ早川・中田ペアは5月ごろから富山県や福井県まで出向き、日本女子テニス連盟の人たちと試合を重ねて力をつけてきたという。「ここからの戦いは気合しかない」と、5日の試合に向けてきっぱりと話した。(須藤佳代子)
4日の結果は次の通り(2回戦までは8ゲームマッチ)。
【1回戦】澤・山村8―4越能・板坂
【2回戦】田邊・宮本8―1澤・山村▽伊勢・雲井(不戦勝)▽田中・森田8―3鳥畠・本郷▽堀・渡辺8―6廣瀬・呉座▽須田・柴田9―7森・西田▽池村・宮本8―2越田・長田▽神田・杉村8―1松井・藤井▽早川・中田8―2杉岡・山本
【3回戦】田邊・宮本2―0伊勢・雲井▽堀・渡辺2―1田中・森田▽池村・宮本2―0須田・柴田▽早川・中田2―1神田・杉村