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錦織 芝と相性悪く全英に不安

男子テニスのゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ/ハレ、芝、ATP500)は22日、シングルス2回戦が行われ、臀部の痛みで途中棄権した第3シードのは芝で5大会連続9度目のリタイアを余儀なくされた。7月3日に開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)に不安を残した。この日、世界ランク38位のと対戦した錦織は、第5ゲームでバックハンドを打った際に臀部を痛めた。その後は試合を続けることが出来ず、第6ゲーム途中で棄権を申し入れた。錦織が芝で棄権したのは2015年から5大会連続。キャリアでは2008年の下部大会を含めると9度目の芝大会棄権となった。臀部に関しては、昨年の楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード、ATP500)2回戦、今年のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)決勝でも負傷。その他にも、今年は全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)前に右手首に怪我を負った。芝はイレギュラーが起きやすく、思いもよらぬところへバウンドするボールに対応しなければいけない。さらにハードやクレーに比べると、ボールは滑りやすく弾みにくいため、より膝を曲げる動きが求められる。そのため、選手は芝に足を滑らせて転倒するなどで怪我を負うこともある。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201706/115093.html