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惜敗マレー「あと少しだった」

テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は9日、男子シングルス準決勝が行われ、第3シードのとの4時間34分におよぶ激闘の末、7-6

(8-6), 3-6, 7-5, 6-7 (3-7),

1-6のフルセットで敗れた第1シードのは、試合後の会見で「勝利まで、あと少しだった」と語った。「この大会に入った時は、自分に問題があった。それでも大会期間中、徐々に良くなっていたことを考えると、最終的に良い大会だったと思う」この日、王者マレーは第1セットのタイブレークで鮮やかなロブを決めるなどの技を見せた。第2セットは「レッツゴー!」と叫び自身を鼓舞したが、ワウリンカの攻撃テニスに押されてセットカウント1−1に追いつかれる。第3セットは序盤で3ゲーム連取を許したマレーだったが、驚異の鉄壁守備でワウリンカからミスを誘い出し、第11・第12ゲームを連取。第4セットは両者1度もブレークチャンスを与えない接戦から、再びタイブレークへ突入。しかし、勢いに乗るワウリンカに屈してこのセットを落としたマレーは「第4セットで勝てそうなところまできていた。もっと違うことをした方が良かったと思えることもあった。ネットでのプレーが酷かった」と振り返った。1ゲームしか奪えなかったファイナルセットについては「サービスゲームで主導権が握れなかった。彼(ワウリンカ)も素晴らしいショットを打っていた。プレッシャーを与えられるほどの接戦に持ち込めなかった」とコメントした。世界ランク1位のマレーは、今年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)で4回戦敗退。その後も、昨年後半のような圧倒的強さに陰りを見せ、結果を残せていなかった。今大会については「良くやったと思う。苦戦しながらの勝ち上がりだったけど、満足している。高い緊張の中での試合で、何度も長いラリーがあった」と手応えを得ていた。「クレーシーズンで良いプレーをした時は、芝のシーズンもちょっと前向きに臨めていた。芝ではこれほど肉体的な負担はないから、今日のような試合は良いステップになるはず」と7月3日から開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の2連覇と3度目の優勝へ照準を合わせた。一方、2年ぶり2度目の決勝進出を果たしたワウリンカは、決勝で史上最多10度目の優勝を狙う第4シードのと対戦する。ナダルは準決勝で第6シードのをストレートで破っての勝ち上がり。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201706/114909.html