テニスの全仏オープン第4日が31日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス2回戦でダニエル太郎(エイブル)は第20シードのパブロ・カレノブスタ(スペイン)に5―7、4―6、6―4、0―6で敗れ、初の3回戦進出はならなかった。女子ダブルス1回戦は日比野菜緒(ルルルン)、アリシア・ロソルスカ(ポーランド)組は勝ったが、奈良くるみ(安藤証券)、尾崎里紗(江崎グリコ)組は敗れた。
男子シングルスの第8シード、錦織圭(日清食品)とジェレミー・シャルディー(フランス)の2回戦は、1日の1番コート第2試合に組まれた。
■ダニエル、地力の差に触れる
ダニエルは第1、2セットとも先にブレークしながら、ともに逆転を許したのが響いた。「彼はピンチのときに一つギアを上げられる。そこが差かな」。世界ランク102位のダニエルは同21位との地力の差に触れた。