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錦織、手首の痛み感じさせぬ強打 連戦へ好材料の快勝

 ■匠の圭

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<li><a href="http://www.asahi.com/sports/column/list/takumino_kei.html?iref=pc_extlink"

>コラム「匠の圭」</a></li>

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 雲一つない青空。容赦ない日差しが照りつけた。手元の携帯電話が示したローマの気温は28度だが、体感気温はずっと高かった。

 錦織圭日清食品)のイタリア国際初戦となる17日の試合は、正午開始のセンターコートの第1試合に組まれた。屋根のないセンターコート。当然、コートのどこにも日陰がない。

 ダビド・フェレール(スペイン)は「鉄人」の異名がふさわしい粘り腰が身上で、錦織はフルセットの消耗戦は避けたかったはずだ。

 第1セットは一進一退だった。錦織は第5ゲームで先にブレークに成功したものの、直後にブレークを許した。第9ゲームでは0―40のトリプルブレークポイントの絶好機を逃した。

 しかし、焦りの色はなかった。…

<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASK5L05ZSK5KUHBI02K.html