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物議 表彰式「無責任」と批判

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、プレミアマンダトリー)は13日に行われたシングルス決勝で、第3シードのが第14シードのを7-5,

6-7 (5-7), 6-2のフルセットで下して2連覇を達成。試合後に表彰式が行われたが、テニス界を騒がせているI・ナスターゼ(ルーマニア)氏が姿を見せたことで物議を醸している。この日、ハレプは力強いストロークでムラデノヴィックを圧倒し第1セットを先取。しかし、第2セットをタイブレークの末に落とし、セットカウント1−1に追いつかれる。その後、ファイナルセットでギアを上げたハレプが1度もブレークチャンスを与えず、2時間44分の激戦を制した。試合後の表彰式では、ハレプへ優勝トロフィーを手渡した相手は、国別対抗戦フェドカップで相手国へ差別的な暴言を浴びせ、試合中断の騒動を起こした男子テニスで元世界ランク1位のナスターゼ氏だった。現在、ナスターゼ氏は国際テニス連盟のITFから暫定的な出場停止処分を下されており、今月6日には全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の出入り禁止命令がフランステニス協会から言い渡された。この件に対し、女子プロテニス協会のWTAは公式ツイッターでS・シモン最高経営責任者(CEO)の声明を発表。シモン氏は「今日の唯一の影は、ナスターゼ氏が今日の表彰式へ招かれ、参列していたこと。今日コートに彼の居場所はなかった。彼は現在、以前の攻撃的な行為のためにITFによって暫定的な停止処分を下されている。マドリッド・オープンが彼に公式の役割を与えたことは、無責任で受け入れがたい」と批判を綴った。<hr>

<引用元>http://news.tennis365.net/news/today/201705/114420.html