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伊達公子、公式戦復帰 敗れたが棄権せず「大きな一歩」

 女子テニスの伊達公子(46)=エステティックTBC=が3日、約1年4カ月ぶりに公式戦に復帰した。ツアー下部のカンガルー杯国際女子オープン(岐阜・長良川テニスプラザ)に主催者推薦で出場し、1回戦で世界ランク136位で第3シードの朱琳(中)と対戦。2―6、2―6で敗れたが、「非常に大きな一歩」と手応えを語った。

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>特集:伊達公子</a></li>

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 左ひざの手術で、昨年1月の全豪オープン予選以来となる公式戦。伊達は「ひざが耐えられるか不安だった」という。低く伸びのある打球で最初のゲームをブレークしたが、その後は、筋力が戻りきっていない左足が思うように動かない。上背のある23歳年下の力強いショットに押された。

 だが、途中棄権することなく計67分間コートに立ち続けた。「可能性を感じられた。(試合内容に)もどかしさを感じたということは、そこまで戦えたという証拠」と意欲を深めた。復帰2戦目として、韓国で8日に始まる国際大会に出場することを明らかにした。4大大会には、ひざの状態をみながら、公傷制度にあたるプロテクトランキングを使い、全米オープンの出場を目指すという。(富山正浩)

<引用元>http://www.asahi.com/articles/ASK534CJQK53UTQP00P.html