熊本地震の被災に負けずに夢や目標を持ってほしいと、元プロテニスプレーヤーの松岡修造さんが29日、熊本県益城町の小中学校で講演会やテニス教室を開いた。持ち前の「熱い」言葉とまなざしで、子どもたちに「前に向かう力の出し方」を説いた。
松岡さんは、県内の中小企業経営者でつくる一般社団法人「くまもと21の会」や町立の4小中学校の保護者らの招きで訪れた。益城中央小で講演した後、木山中のテニスコートでテニス部の生徒を指導した。
講演には約400人が参加。松岡さんは短パン姿で用意したホワイトボードに「(一流の人は)最初からできると思っている」「無理というのが無理」などと次々に金言を書き込んでいった。
松岡さんは童話「ウサギとカメ…